フェーズフリー認証マーク
BOCCO(ボッコ)は、ロボット本体と付属のセンサ、スマートフォンアプリを連携させて使用する家族をつなぐコミュニケーションロボット。スマホアプリとBOCCO間で、インターネット経由でのメッセージのやりとりができるほか、家庭内のセンサ情報をスマートフォンに通知することも可能。
日常時
「家族をつなぐコミュニケーションロボット」として、BOCCOを介して仕事中の両親と留守番中の子どもがメッセージの送受信や会話に使える。付属の振動センサで子供の帰宅がわかるほか、人感センサは介護などでの活用が可能。離れた祖父母との連絡にも簡単に利用できる。
非常時
BOCCOはインターネット回線を使うため、災害時に強い連絡手段になる。例えば、外出先の両親がスマホから留守電中の子どもの安否確認ができる。音声データの送信だけでなく文字データを音声にして読み上げることもでき、離れた子どもに安心を与えられる。
カテゴリ
C
被害のレベル
03
プロブレムの種類
活用タイミング
汎用性評価
71 /100点
汎用性

高い汎用性を提供し、日常時・非常時のバランスも取れている。音声・テキストでのメッセージ伝達や、各種センサでの見守りにより日常時の「 Why」、ネット回線を使用し電話が使えないときにも安否確認ができることで非常時の「Why」が評価されている。また、日常時・非常時を通じて子どもやお年寄り、視覚障害のある方などが簡単に利用できるデザインとインタフェースにより「Who」が高く評価されている。

有効性評価
76 /100点
有効性

家族のコミュニケーションを円滑にする点で「日常時QOL」、災害時に連絡を取り合うことができる点で「非常時QOL」が高く評価されている。各種センサからは情報を自動で送受信でき、音声とテキスト情報を相互に変換し伝達することも可能。機能面のデザインに加え感情移入しやすく、インテリアにマッチする情緒面のデザインも優れている。日常時と非常時の使用方法が同一であるため「場面理解」や「限度認識」性も高く、またゆるやかなコミュニケーションを誘発することで「価値共有」も高く評価されている。

総評

比較対象として、災害伝言ダイヤルの場合は非常時の有効性はあるが、日常時に使うことがない点でサービス利用方法における断絶が大きく汎用性が高くない。固定電話の場合は音声通話にサービスが限定されており、災害時にはアクセス集中によりつながらない場合がある。BOCCOは日常時の気軽なコミュニケーション手法の延長としてインターネット回線を使用することで、非常時の安否確認にもつなげられている。また、各種センサと連携するIoTサービスの開発者向けAPIを公開することで、BOCCOの利用方法を拡大させている。

COLUMN
SNS全盛の時代において、「大切な人の様子が知りたい」「子どもの声を聞いて安心したい」「家にいる人と簡単にメッセージをやり取りしたい」などを叶える、「家族をつなぐコミュニケーションロボット」というコンセプトでつくられたBOCCO。家に宿り、家族をつなげてくれる現代の座敷わらしのように、子どもが持ちやすく、そして誰にもシンプルで使いやすく親しみのあるデザインとなった。家庭だけでなくオフィスや教育施設、介護の現場など、その利用シーンは拡大している。
プロダクト 食品
プロダクト 文具

次の事例

INTERNAVI