健康志向、安全志向に応えるプチ贅沢をコンセプトに2019年8月より販売開始。具材のすべてに国産野菜を使用しながらも、保存料・合成着色料・化学調味料は一切使わないレトルトカレー。野菜や豆類など、温めなくてもおいしく食べられる具材を使っているため、常温でも味わうことができる。コンパクトなパッケージは保存や持ち運びも容易で、いつでも手軽に食事が可能。
日常時
600Wの電子レンジで90秒、ふだん時間がないときでもプチ贅沢な食卓の一品として。常温でもおいしく食べられるため、キャンプや登山などアウトドアのお供にも最適。不足しがちな野菜をおいしく食べ られる。
非常時
常温でも食べられることから、避難生活中などに電気やガスが不通でも、満足な食事を摂ることができる。また野菜も入っているので、偏りがちな食事バランスを整えることができる。飽きの出やすい環境での食生活に対しても価値を発揮する。
カテゴリ
C
被害のレベル
01
プロブレムの種類
活用タイミング
汎用性評価
72 /100点
汎用性

日常時・非常時ともに、持ち運べて常温で食べられることから利用シーンの汎用性が高く評価されている。日常時においては、アウトドア や登山などでカレーの喫食が選択肢となり、場所を問わず調理不要で食べられる点で「 When」の評価が高い。非常時においても、調理器具や火がない場所でも温めずに食べられることから「Where」、停電・ガス不通時にも食事できることから「 When」、危機の種類を問わず、避難所などにおいて他の非常食との組み合わせで食事のバリエーションが増えることから「 Why」が高く評価されている。

有効性評価
68 /100点
有効性

冷やしカレーやディップとしてパンを付けるなど、手軽に味わえる新たな食べ方を提案していることが「日常時 QOL」を高めている。また、「非常時QOL」に対して、避難所での食傷(飽き)や野菜不足、炭水化物への栄養の偏りの問題に新しい価値を提供している。油(脂)分を極力使わない処方にしたことにより常温で食べられ、野菜の選択による新レシピという点から「機能面デザイン」、野菜のイメージを訴求した食欲をそそるパッケージや販促物で「情緒面デザイン」も評価されている。

総評

レトルト食品が持つ保存性と収納性、手軽に食べることができる価値に加えて、温めなくても美味しく食べられることを実現している。 炊き出しができない避難所では、おにぎりや菓子パンの提供が主となり、食料による体調への影響は避けることができない。栄養、美味しさ、手軽さの面で優れた日常の食品でありながら、非常時の価値は十分に高いものである。今後常温でも美味しく食べられるシリーズを展開することで、新たな市場創造が期待できる。

COLUMN
世界初の市販用レトルトカレーとして1968年に販売が開始され、半世紀にわたって親しまれているボンカレーシリーズ。「ボンカレー GRAN 野菜の旨みとけこむベジタブルカレー」は国産のズッキーニとにんじん、2種類の豆を使用し、3種類 のカレー粉とスパイスをブレンドした香り高いカレーに仕上げた。一般的なレトルトカレーは動物性油やデンプン質の多い野菜が中心で、食べる際には加熱した方がおいしく食べることができるが、このカレーはズッキーニやにんじん、 豆類などを中心とし、またスパイスにもこだわることで温めなくてもおいしく食べることを可能にした。
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