ハイブリッドシステムの高効率化のみならず、ボディのフォルムから細かな部品まで、空力性能を追求することで圧倒的な低燃費を実現。最高水準の省エネルギー性能・環境性能に加え、大容量バッテリーによる蓄電機能とHVシステムの大電力発電機能を利用して、自宅と同じように家電を外でそのまま使うことができる。
日常時
プリウスPHVは、電気自動車(EV )と従来のハイブリッドカー(HV )の長所を併せ持ったクルマ。電気モーターとガソリンエンジン2つの動力源を持ち、近距離の移動は自宅コンセントからの充電でEV走行、長距離は燃費の良いHVとして安心して利用することができる。
非常時
搭載した大容量リチウムイオンバッテリー、また、エンジンを作動させて発電機としてAC100V・1500Wまで給電でき、移動する電源に。車内2カ所のコンセント、ワンタッチで装着可能な防水コネクターで屋外でも家電の利用が可能。停電時でも蓄電池・発電機として活用できる。
※1500Wの最大出力で使い続けた場合、ガソリン満タン状態から約2日間電力供給可能。
カテゴリ
D
被害のレベル
03
プロブレムの種類
活用タイミング
汎用性評価
66 /100点
汎用性

日常時においては、ハイブリッド技術による「燃費性能の高さ」「省エネ・エコ」が評価されている。加えて、アウトドア活動時の電源としての働きから「Why」が評価されている。非常時においても、プロブレムの種類を問わず、あらゆる局面で必要性の高い電気を非常用電源として供給できるため「Why」の課題解決力が高く評価されている。また電源供給は、ライフラインとして老若男女が幅広くメリットを享受できるため「Who」も高く評価されている。

有効性評価
77 /100点
有効性

低燃費性能による経済的効果と省エネ・エコによる環境性能が高く「日常時QOL 」が、また停電時において大容量非常用電源の確保による安全・安心を提供できることから「非常時QOL」が高く評価されている。トヨタ自動車の有するHV技術および大容量蓄電技術などの先進技術が結集され、「機能面デザイン」が高く評価されている。日常時のアウトドア等での利用を通じて、利用方法の習得が自然と災害発生時の訓練にもつながる点で「意識向上」の評価が高くなっている。

総評

一般的なガソリン車は、日常時の燃費性能が劣り非常時の電源機能も低い。ガソリン価格の高騰によるランニングコストの変動やガソリンスタンド減少による燃料供給リスクも大きい。非常用電源は、自治体や大企業を中心に社会に広がっているものの、コストが高いため、一般家庭への普及には至っていない。プリウスPHVの蓄電および発電機能は、日常時の省エネと、非常時の非常用電源として、フェーズによって異なる価値を提供している。

COLUMN
「人と地球にとって快適であること」をコンセプトに第31回東京モーターショー(1995年)に参考出品され、1997年に世界初の量産ハイブリッドカー(HV)として登場。HVを世に広めるともに、2017年までに全世界で1,000万台以上を販売するカテゴリを代表する車種に。2009年には外部電力で充電可能なプリウスPHVを、現在はV2H機能を追加。住宅の太陽光発電などの電力を別売のV2H機器を通じて車両の駆動用バッテリーに蓄電し、夜間や停電時に大電力を利用することも可能に。燃費性能の良さだけでなく、移動する電源としてアウトドアや停電、災害時など幅広い活用を可能としている。
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